2016年11月12日土曜日

全日本少年サッカー大会 第2次ラウンド

地区予選となる1次予選を突破して臨む、県大会の第2次ラウンド。
相手は第1シードのビアンコーネ福島。
県中1部リーグでも優勝している言わずと知れた強豪です。

負ければ終わりのトーナメント戦。強豪相手に番狂わせを狙います。





立ち上がりから主導権はビアンコーネ。
しかし、相手も初戦の難しさからか、なかなか決定機まで持ち込むことができない。
柴宮も粘り強い守備から反撃の機会を窺う。



互いに1本づつのCKを獲得するも、相手ゴールを脅かすまでには至らない。
ペナルティエリアすぐ外からの直接FKのピンチは、相手のシュートが枠を外れて事なきを得る。



ビアンコーネがボールを保持して押し込みながら、柴宮がカウンターからチャンスを狙うという試合展開が続き、0-0のまま時計は進んでいく。

しかし、前半も残り2分となったところで試合が動く。

ビアンコーネがペナルティエリアのやや右外からゴール正面へ侵入すると、寄せが甘くなったところでシュートを放つ。
コースは甘かったが、キーパーが弾ききれずに先制点を許してしまう。
前半終了間際の非常に痛い失点。

0-1と相手にリードを許し、ハーフタイムへ。



後半に入ると、前半の1点で硬さのとれたビアンコーネが圧力を強め、ミドルレンジからもシュートを狙ってくる展開に。
柴宮としては耐えながら、1点を返して同点に持ち込みたい展開となるが、次の1点はまたしてもビアンコーネへ。

柴宮がやや前掛かりになったところで右サイドへ展開されると、サイドが寄せきれずCBが対応せざるを得なくなる。
なんとかディレイするも、カバーも遅れてしまいフリーで撃たれて0-2とされてしまう。

直後にも再び右サイドから攻め込まれると、突破から中への折り返しを決められ0-3とリードを広げられてしまう。



攻撃陣もなかなかボールが収まらず、シュートチャンスも迎えられない。



その後、見事なミドルシュートを決められ0-4となるが、終了間際に一矢報いる。

GKのパントキックが風に乗り、相手DFの裏に抜けると、FWがこれに追いつき、カバーに出た相手GKの頭上をループで抜いたボールがゴールへと収まり1-4。

しかし、直後にタイムアップのホイッスルが鳴り、第2次ラウンドの初戦で敗退となってしまいました。




悔やまれるのは、やはり前半終了間際の失点。
スコアレスで折り返すことができたならば、相手にも焦りを生むことができたかもしれませんが、先制点を許してしまったことにより、精神的余裕を与えてしまったように感じます。

また、攻撃陣にもDFのミスを何としてでも取り返してやるという気持ちが、その言動から全くと言っていいほど伝わってこなかったのが非常に残念です。


6年生にとって、最大の大会はこれで終了となってしまいます。
今日の敗戦がただの敗戦にならないよう、これから長く続くであろうサッカー人生の一つの糧にしてほしいと思います。


来月には市の新人戦も控えていることから、新チームへの立ち上げへとシフトしていきます。

6年生は残り数か月で後輩に何を残せるのか。中学生になるための準備も同時に進めなければなりません。

これまでもレギュラーとして出場してきた5年生は、中心となって新チームを引っ張る自覚を持っていかなければなりません。

今日の敗戦が一つの区切りとなりますので、それぞれほんの少しだけ立ち止まって考えてほしいと思います。


他の5年生、4年生には必死にポジションを奪い取るんだという気迫を見せてほしいと思います。
チャンスは与えられるものではなく、自分でつかみ取るものです。

低学年の子たちは、サッカーを楽しみながら少しずつでも上達を目指してほしいと思います。


学年や個人により目標や立ち位置は変わりますが、それぞれがどんなリスタートを切るのか。
期待しながら見守っていきたいと思います。

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