常葉カップ【2日目】 祝！優勝！！🏆

常葉カップの2日目は、前日ほど日差しは強くないものの、湿度が高く、纏わりつくような暑さの中での試合となりました。

■フレンドリーマッチ
前日に引き続き、4年生以下中心のメンバーで臨みました。
たくさんのゲームをする中で、自分たちのプレーが通用した部分、普段の練習からの約束事を実践できた部分もありました。
逆に、まだまだスキルアップが必要な部分も見つかったと思います。

この夏、成長の跡がしっかりと見て取れる選手もたくさんいました。
来月にはU-10の大会もあるので、全体でチーム力を上げていければと思います。

■トップチーム
2日目は優勝を目指して、各グループ1位チームでのトーナメント戦となります。

【準決勝】vs城北
準決勝の相手は、会津の城北との対戦となりました。

立ち上がり、やや押し込まれる場面を迎えるが、GKのファインセーブなどでこの時間帯を凌ぎ切る。

一方の柴宮は、後方からのロングボールから活路を見出す。
GKからのロングボールに対し、相手GKがPAを飛び出して処理しようとしたところ、一瞬早く触りゴールに流し込むが、これは惜しくもオフサイドの判定。

数分後にも同じようなシーンを迎えるが、またもオフサイドでノーゴール。

前半終了間際の相手CKの場面を迎えると、クリアしきれずに相手にボレーを打たれる。
叩きつけられたボールはワンバウンドしてゴールへ向かうが、GKが間一髪のところで弾き返し、得点を許さない。

前半はともに得点を挙げることができず、0-0のまま終了。


後半は柴宮がボールを持てる場面が増えるが、相手の粘り強い守備に、なかなかゴールをこじ開けることができない。
CKも含めて何度か訪れたチャンスも、惜しくもマウスを捉えきることができない。

それでも10分過ぎに、ハーフウェイライン付近でFKを獲得すると、DFラインとGKの間に絶妙のボールを放り込む。

このボールにいち早く抜け出し、GKの前でバックヘッド気味にコースを替えると、このボールがゴールネットを揺らし、待望の先制点は柴宮へ。

同点に追いつこうと城北が攻撃を試みるが、DF陣も必死に食らいつき、得点を許さない。
最後まで集中を切らすことなく、貴重な1点を守り切って1-0で勝利！
苦しみながらも決勝進出を決めました。

【決勝】vs守山
決勝戦の相手は守山。
タイトルを懸けた大事な試合に、独特の緊張感が走ります。

先に主導権を握ったのは柴宮。相手エンドでボールを保持する時間帯が増える。
攻撃陣に積極的なプレーが見られる中、PA付近から放ったシュートが相手に当たってミドルレンジにこぼれる。
これをダイレクトで放ったシュートは地を這うようにゴールに突き刺さり、立ち上がりのいい時間帯に貴重な先制点を獲得する。

その後も追加点を得るべく攻勢を強めるが、なかなかゴールまでは迫れない。

相手も徐々に柴宮エンドへ押し込む時間が出てくる中、やや曖昧なプレーも見られ出す。
すると、中盤でクリアしきれなかったボールを相手に拾われてしまい、そこから展開されたボールから失点を喫してしまい、試合は振り出しに戻されて前半を終える。

ハーフタイム、やや気落ちした雰囲気をリセットし、気合を入れ直して後半のピッチへ。

勝ち越し点を奪うべく、前線から懸命にプレッシャーを掛けて相手陣内で試合を進める。
しかし、前掛かりになったところで柴宮の左サイド深くへ縦パスを入れられると、DFが戻り切れず中へと折り返されてしまい、これに合わされて逆転を許してしまう。

まだまだ時間的には余裕がある中、リードを許した焦りからか中央から攻め急ぐプレーが見られる。
決定的場面もシュートの精度を欠き、なかなか同点に追いつくことができない。

守山も必死にブロックを作って守る時間が続く中、PA付近でファウルを受け直接FKのチャンスを得るが、このFKはわずかにゴール左へと逸れてしまう。

残り時間も5分少々となり、前線のスクランブル態勢も頭をよぎる中、中央から左サイドへ展開したボールから相手DFとの1対1を制して左足から放たれたミドルシュートが相手GKの頭上を抜き、再び試合は振り出しに。

残り時間は両チーム勝ち越しゴールを狙うものの、互いに譲らず、試合は5分ハーフの延長戦へ。

延長は互いの勝ちたい気持ちのぶつかり合いになり、序盤は一進一退の攻防。
少しずつ柴宮が押し込む展開の中、CKを獲得。

相手GKの頭上を越えた絶妙なボールを体で押し込み、勝ち越しに成功。
今大会、CKからの得点が1点も奪えなかった中、ついにこの場面で実を結ぶ。

延長前半はこのまま1点リード終了し、試合は5分の延長後半を残すのみ。

柴宮エンドへ押し込もうと守山がロングボールを蹴ってくるが、守備陣がこれを悉く撥ね返す。

終了間際、柴宮が中央でのパス交換から抜け出して決定的な場面を作り出すが、シュートが僅かにポスト左へ逸れ、試合を決定づけることができない。
それでも、相手の反撃を許さず、待望のホイッスル。

白熱した試合は、3-2で見事柴宮の勝利となり、同時に優勝が決定しました。

閉会式では、優勝カップと賞状が贈られました。

閉会式終了後の記念撮影

猛暑や雷雨のコンディションの中での今大会を最高の結果で締めくくることができました。

今大会で得た経験や勝利への執念を、これからも発揮していってほしいと思います。

2日間大会運営をいただいた常葉の皆様、対戦チームの皆様、ありがとうございました。

そして、熱い声援を送り続け、選手をサポートしてくださった保護者の皆さん、本当にありがとうございました＆おめでとうございます！！

常葉カップ【1日目】

今日、明日の2日間で常葉カップが開催されます。

■トップチーム
猛暑の中で開幕した1日目は3チームでのリーグ戦です。

【1試合目】　vsリガーズ
初戦の相手はリガーズ。今シーズンは初めての対戦となります。

立ち上がりから優勢に進め、相手エンドに押し込む時間帯が続く。
CKのチャンスを何本も得るが、ポストに嫌われるなど、決めきることができない。

それでもチャンスを作り続ける中、中央から左足のボレーを見事に決めて先制点を得る。

その後も押し気味に進めるが、追加点は奪えないまま前半を終了。


後半に入ると暑さからか、やや単純なミスもあり、相手にボールを奪われる場面が目立ち出す。
一方の攻撃陣も連動を欠き、なかなかチャンスを作り出せない。

残り5分少々の場面で同点に追いつかれてしまい、残り時間で勝ち越しゴールを狙うが、決定的チャンスを作り出すまでには至らず、そのまま1-1のドローで勝ち点1を分け合う結果に。


【2試合目】　vs　FC Allez
ともに初戦を引き分けており、柴宮がグループ1位になるには、勝利が絶対条件で迎えたゲーム。

試合はいきなり動く。
柴宮のK.Oからのロングボールが、相手GKのファンブルを誘い、そのままゴールへ。
勝利へ向けて幸先に良い立ち上がりとなる。

前半は相手エンドで試合を進める場面が多く、試合を優位に進めていくと、自陣で奪ったボールをドリブルで一気に相手ゴール前まで運び、そのままGKとの1対1を冷静に決めて2-0とリードを広げる。

前半終了間際から雷が鳴りはじめたため、ハーフタイムは約30分の中断。

中断明けの後半、ピッチもスリッピーになり、ミスが一気にピンチになりかねない展開に。
2点のリードと、長い中断のせいか、中途半端なプレーも散見され、なかなかいいリズムで試合を進めることができない。

1点を返そうとする相手に押し込まれる場面も増え、相手CKではクリアミスからあわや失点という場面を迎えるが、ここはポストに救われ、何とか失点を免れる。

終盤にはミドルから追加点を狙うが、バーに阻まれてしまう。
試合はこのまま2-0で終了。

決して内容のいいゲームとは言い難い中でも、首位で初日のリーグを終えました。

■フレンドリーマッチ
4年生以下のメンバーを中心に、フレンドリーマッチを2試合行いました。

【1試合目】　ｖｓリガーズ
立ち上がりは、自分たちよりも体格の上回る相手にやや押し込まれる展開。
我慢の時間が続くが、相手のシュートがDFの足に当たってしまい、コースが変わったボールがゴールに吸い込まれ、先制点を許してしまう。

それでも、意気消沈することなく反撃を開始すると、FWが連続でゴールを決めて逆転に成功して前半を終える。

後半に入ると、全体の動きも活性化して、次々とチャンスを作り出す。
しかし、フィニッシュの場面での精度、パワーを欠いてしまい、なかなか追加点を奪えない。

それでも終盤に、FWがハットトリックとなるゴールを決めて、3-1と突き放して試合終了。

【2試合目】　vs常葉
初戦よりもやや小さめのゴール、ピッチを使用しての試合。
密集を作る相手のサッカーに合わせてしまい、なかなかいい展開を作れない。

 

相手ゴールに迫る場面は多々あるものの、最後の場面で決めきることができず、前半はスコアレスで折り返し。

後半は、前半の反省を生かし、ピッチをワイドに使ってペースを握ると、右サイドからドリブルで侵入し相手をかわすと、GKの位置をよく見て流し込み、ようやく先制点を得る。

この1点で全体も活性化し、その後2点を追加。
守備陣も大きなピンチを招くことなく完封し、3‐0で2連勝。

明日、トップチームは優勝を目指しての試合となります。
4年生以下中心のメンバーも、フレンドリーではありますが、連勝継続を目指しての試合です。

それぞれの目標達成を目指して、熱い戦いを繰り広げてくれることを期待しています。


猛暑、雷雨の中、大会運営いただいた常葉の皆様、送迎から応援、サポートいただいた保護者の皆様、ありがとうございました。
明日もよろしくお願いいたします。

リーグ戦 第7‐8節

猛烈な暑さの中、リーグ戦の第7‐8節が行われました。
会場は開成小学校。リーグ戦も折り返しとなります。

今日は陸上の県大会と重なってしまい、ベストメンバーが組めない状況での試合となります。


【第7節　vs富田東】
富田東とは今シーズン初めての対戦となります。
この試合で、リーグ戦も1巡目終了となります。

立ち上がり、柴宮のGKからのパントキックが、相手DFの頭を越えると、これに走りこんで幸先よく先制点をゲット。

その後も同じような形で押し込む場面が何度かあったが、追加点には至らず。
また、CKのチャンスもありながら、決めきることができず、前半は1点をリードして終了。

後半に入り、やや押し込まれる場面もありながらもしのぐ時間が続く。
セットプレーからチャンスをうかがうが、決めきることができず、後半も半分が過ぎる。

残り10分で、連続してあわやというピンチを迎えるが、相手が決めきることができずに何とか1-0で逃げ切っての勝利。勝ち点3を積み重ねました。

【第8節　開成戦】
この試合から2巡目に入ります。
1戦目よりも、さらに暑さが厳しくなる中での試合となりました。

立ち上がりから一進一退の攻防が続く中、互いになかなか決定的な場面を作り出すには至らない。
中盤でのこぼれ球を拾われる場面も目立ち、なかなかリズムを作り出せない。

それでも、中盤からのスルーパスにFWが抜け出し、決定的なチャンスを作るが、これは相手GK の好セーブに防がれてしまい、先制点のチャンスを逸する。

前半はこのままスコアレスで終了。

後半の立ち上がり、右サイドからの突破で好機を作るが、決めきることができない。

徐々に全体の足が止まり始める中、意地の運動量を見せ、何とか相手を押し込む展開で試合が進み、残り10分でクーリングブレイク。

このブレイク明けに、絶好のチャンスが訪れる。
右サイドからPAへ侵入しシュートを放つと、一度はGKに弾かれるが、このボールが3年生FWの前にこぼれると、GKのポジショニングを確認し、しっかりとサイドネットに流し込み、貴重な先制点を得る。

開成も同点を狙って、反撃に出るが、1点を守り切ろうとする守備陣も、これを必死に耐える。
残り時間わずかで、PAすぐ外から相手FKのピンチを迎えるが、これもしっかりはね返すと、直後にタイムアップのホイッスルが鳴り、苦しみながらも1-0で勝利。

暑さやメンバー構成等、難しい場面も多々ありましたが、2試合ともに1-0のスコアで薄氷の勝利を収め、勝ち点6を積み重ねることができました。
この後も、何とか上位陣に食らいついていきたいところです。

猛暑の中、会場運営をいただいた開成の皆様、送迎や応援にご協力いただいた保護者の皆様ありがとうございました。