2017年3月27日月曜日

郡山サッカーフェスティバル

郡山市の姉妹都市の奈良市選抜や韓国の新河初等学校など、県外、市内外の総勢16チームが参加した郡山サッカーフェスティバルが2日間の日程で開催されました。
柴宮は昨年の郡山市新人戦で4位となり、出場権を得ての参加となりました。




■1日目
大会1日目は4チームが4グループに分かれてのリーグ戦となります。

【1試合目】vs 浅川SSS
最初の試合は県南地区の浅川SSSとの対戦。
立ち上がり、緊張からか出足で負ける部分もあり、押し込まれる展開。
それでも、右サイドからショートカウンター気味に早い攻撃を仕掛けると、中央、左サイドへと綺麗につなぎ、ボールを受けたFWが落ち着いて決めて1-0とする。



先制点を奪い、ペースを握るかと思われたが、再び押し込まれる展開となると、直後に同点にされてしまい、その後も2失点を喫し、1-3で前半を折り返す。

後半は守備の安定を図るため、に若干のポジションとメンバーチェンジを加えてスタート。
粘り強い守備で押し込まれながらも、ギリギリのところで守り切る場面も増えたが、1点を加えられ1-4でタイムアップ。




【2試合目】vs 石井FC
2試合目は宇都宮の石井FCとの対戦。
DF陣を新たな組み合わせで挑む。

この試合も相手に主導権を握られる展開となる中、DF陣の統率がなかなか取れず、前半で3失点。
攻撃もFW陣のポジショニングの問題もあり、なかなか前線までボールが届かず、得点を奪えず0-3で前半終了。



後半は、再びポジション、メンバーチェンジを加えると、守備も安定し相手に決定的場面を作らせない。
攻撃も右サイドからFWへ縦のボールが入ると、そこからドリブルを仕掛けて一気にゴール前へ。
相手DFを振り切ってシュートを放つと、逆サイドのサイドネット突き刺し1点を返す。



その後は得点を奪えず、1-3で終了。


【3試合目】vs 奈良市選抜
1日目の最終戦は奈良市選抜との対戦。

個々の力で上回る相手に出足、球際でも押されてしまい、防戦の時間が続く。
ほぼハーフコートゲームとなってしまった前半は3点を決められてしまう。

それでも後半に入ると、なかなか攻撃の形は作れないものの、守備陣が粘りを見せて0点に抑えて終了。

1日目は、いずれも前半の失点が目立つ試合となってしまい、3連敗でグループ4位となってしまいました。


■2日目
2日目は前日の3~4位のチームでのトーナメント戦となります。

【1回戦】vs 江東JFC
相手は東京の江東JFC。

この試合も相手に押し込まれる展開が続く中、全体の距離感もまずく間延びしてしまい、前半に2失点。





後半も耐える時間が続く中、前半からは若干の改善も見られるが、やや中途半端なプレーや判断ミスから2点を奪われてしまい、合計0-4でタイムアップ。



【交流戦】vs 新河初等学校
トーナメント敗退チーム同士の対戦となり、相手は韓国の新河初等学校。

これまでの4試合に比べ、相手を押し込む場面も見られ、フィニッシュまで持ち込む場面も見られるが、得点を奪うまでには至らない。



前半の終盤には、相手GKのパントがディフェンスの裏に抜けてしまったところを相手に奪われてしまい、これを決められ先制を許す。
終了間際にも決定的な場面を作られてしまうが、ここはGKのセーブで何とかしのぎ、0-1でハーフタイムへ。

後半、なんとか同点に追いつくべく攻撃を仕掛けるが、なかなか決めきることができない。
このまま0-1で終了とも思われる展開の中、アディショナルタイムに中央からドリブルで仕掛けると、PA付近でのパス交換から抜け出し、GKとの1対1を落ち着いて決めて同点でタイムアップ。



勝負の行方はPK戦へともつれ、柴宮は3人目が決めれば勝利という中で決めきれず、逆に4人目も外してしまい、PK戦は2-3での敗戦となりました。





この2日間、力量的に上回る相手との対戦も多く、勝利を収めることはできませんでした。
その中でも果敢にチャレンジする選手の姿も見られた一方で、競り合いや1対1の場面で戦う気持ち、プレー中の声出しなど、大きく不足する場面が多く見られたかと思います。

来週には年度も変わり、それぞれ1学年上がります。
また、3週間後にはリーグ戦も始まり、本格的な新シーズンがスタートします。

今大会で何ができて、何ができなかったのか。
個人、チームとして、それぞれの課題が出てきたと思います。

選手には、それぞれしっかりと目標を持って新たなシーズンを迎えてほしいと思います。


今大会を通じ、対戦させていただいた国外、県外、市内外の各チームの皆様、また、大会運営をいただいた協会の皆様、選手のサポートをいただいた保護者の皆様、それぞれに深い感謝を申し上げます。

2017年3月20日月曜日

平成28年度 卒団式

昨日、平成28年度の卒団式が開催されました。
今年は7人の6年生が卒団を迎えました。

午前中には柴宮小のグラウンドで、親子サッカーや後輩たちとのゲーム、PK戦などが開催されました。

夕方から、成田温泉を会場に移し、卒団式の第2部が開催されました。





来賓の方々や監督、コーチ陣から卒団生へのメッセージをいただいたほか、後輩たちによる余興などが催されました。





低学年は、2年生を中心としたサンシャイン池崎で空前絶後の大絶叫!


高学年は、3人のガッキー?を中心に恋ダンスを披露♪

6年生のエンタメ精神も、しっかりと引き継がれているようで一安心(笑)


最後は6年生による柴宮SSSでの思い出をしたためた作文朗読と保護者への花束贈呈。
この頃には、今までの思い出や苦労が蘇って涙がこらえきれなくなっている6年生の保護者の姿もありました。



今年の6年生は、東日本大震災の年に小学校入学を迎え、入学当初は外遊びすら制限されるような逆境の中で育った世代でした。

そんな環境の中、サッカーを始めた時期や柴宮SSSに入団した時期は各々違いますが、いくつもの悔しい試合を乗り越えて、たくさんの勝利を得ることができました。

雨の日や夏の暑い日の試合も保護者の方々のサポート、応援があったからこそ、笑顔で卒団の日を迎えることができたのだと思います。



卒団後は、中学校やクラブチームなど、それぞれ別の道を歩みますが、サッカーを通じてできた仲間を大切に、また、監督やコーチ、保護者や相手チームなどへのリスペクトの気持ちを決して忘れずに、中学校生活やこれからのサッカー人生を歩んでいってください。

6年生の皆さん、卒団おめでとうございます!!


2017年3月13日月曜日

安達太良白峰杯【2日目】

安達太良白峰杯の2日目。
1日目の結果により、2位リーグでの戦いとなります。

1日目同様、3チームのリーグ戦を経ての順位決定戦です。

【1試合目】vs芝樋ノ爪蹴球団
対戦相手は埼玉の芝樋ノ爪蹴球団です。夏の大会で一度対戦をしている相手です。

試合は拮抗した戦いとなる中、DF陣の集中も高く、相手FWに決定的な仕事をさせない。
攻撃陣もカウンター気味の早い攻撃でチャンスをうかがう。





先制点がカギを握りそうな試合展開の中、早い攻撃からドリブルで抜け出し、GKとの1対1を落ち着いて決めて柴宮が先制。



前半終了間際、再びカウンターからドリブルでGKと1対1の場面を迎えるが、シュートは枠を外れてしまい、追加点が奪えないまま1-0で折り返し。

後半になり、相手の早いFWに手を焼く場面も増え、耐える時間が続く。
しかし、DF陣も最後のところで踏ん張り切り、相手のミドルレンジからのシュートもGKのファインセーブで抑え、1点リードのまま試合は終盤へ。





終了間際の嫌な時間にCKを与えてしまうが、全員が戻って跳ね返したところでタイムアップ。
苦しい試合となったが、1-0で勝利し、貴重な勝ち点3を手に入れた。




【2試合目】vs 富田東
互いに1試合目を勝利しての対戦となりますが、得失点差で富田東が上回るため、1位になるためには勝利が必須となります。
富田東は昨年夏のNAC杯決勝で悔しい逆転負けを喫した相手で、それ以来の対戦となります。

試合は、お互いに出足が早く、中盤での激しい攻防が続く。
富田東はミドルレンジのシュートからリズムを作ろうとするが、決定的なシュートまでには至らない。





柴宮はサイドからの攻撃で徐々にリズムを掴みだす。
ドリブルでペナルティエリア内へ侵入し、深く抉ったところから折り返すと、これを相手DFと競り合いながら押し込み、1-0とリードを奪う。



同点に追いつこうと、出足の衰えない富田東の攻撃をDF陣が凌ぐと、これに攻撃陣も応える。
中盤からドリブルで抜け出すと、これを落ち着いて決めてリードを2点に広げて前半を折り返す。





しかし、前回の対戦では、2点差をひっくり返されているため、ハーフタイムの選手たちにも気を抜く様子は感じられない。


後半も、まずは1点を返そうとする富田東のプレッシャーを耐える時間が続く。
それでも全体の集中力が高く、相手に決定的な仕事をさせない。





柴宮も追加点を奪うべくカウンターからチャンスを狙うが、なかなか決定的場面までには至らない。

2-0とリードしたまま終盤を迎えると、左サイドのスペースへ供給したボールから1対1を作り出すが、これを決めきることができず突き放すことができない。

それでも、そのままタイムアップを迎え、2連勝を飾って1位となり、2位グループの決勝戦へと駒を進めた。


【決勝戦】vs 青木中央
決勝戦の相手は埼玉の青木中央サッカークラブ。
6年生にとっては柴宮でのラストゲームとなります。是非とも勝って、有終の美を飾ってもらいたい試合。

立ち上がり、相手の攻撃に押し込まれる場面も迎えるが、DF陣の体を張った守りで、決定的な仕事はさせない。



柴宮も右サイドからリズムを作り、ゴール前まで迫るが、あと一歩のところで先制点を奪えない。

互いに一進一退の攻防が続く中、柴宮がドリブルでPAへ侵入したところでファウルで倒されPKを獲得。



このPKを落ち着いて決めて、貴重な先制点を得る。

リード後もチーム全体が集中を高く保ち、大きなピンチを迎えることなく、1点リードのままハーフタイムへ。


後半は、やや押し込まれる展開となるが、チーム全体が一丸となって相手の攻撃を跳ね返す時間が続く。

攻撃陣も数少ないチャンスでリードを広げようと試みるが、なかなか追加点を上げることができない。



残り時間も刻一刻と過ぎていき、いよいよ勝利が見え始めた残り1分の場面。
柴宮の左サイド深い位置へ侵入されると、ここでファウルを犯してしまい、相手にFKを与えてしまう。

全員が自陣へ戻って守るが、ゴール前へ早いボールを入れられると、このボールに反応した相手に押し込まれてしまい、勝利目前で同点とされてしまう。

残り時間わずかで、互いに勝ち越しを狙うが、同点のままタイムアップ。
勝負の行方はPK戦へともつれ込む。

柴宮の先攻で始まり、3人目までは互いに全員が決めて、サドンデスへ。
先攻の柴宮は4人目もきっちりと決めて、相手にプレッシャーを与えると、相手4人目の放ったシュートはゴール脇へと外れ、この瞬間に柴宮の勝利が決定!





2位リーグではありましたが、最後の大会を優勝で終えることができました。



この大会、1日目の北那須には力及ばず敗れてしまいましたが、それ以外の試合では、いずれも僅差のゲームながら、すべて勝ちきることができました。

1年間の集大成の場面で、守備陣の踏ん張れば攻撃陣がゴールで応え、攻撃陣が先制点を奪えば守備陣が絶対に守り切るという一体となった空気を感じることができました。

まもなく卒団する6年生が、同じピッチに立った5年生はもちろん、ベンチでその姿を見ていた後輩たちにも目に見える形で手本を示すことができたのではないでしょうか。



2日間の大会中、早朝から長時間にわたりご協力いただいた新役員さんをはじめとする保護者の皆さん、ありがとうございました。
皆さんのご苦労に、選手たちは結果で恩返しをすることができたのではないかと思います。



来週は卒団式となり、新役員さんには再びご苦労をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

2017年3月12日日曜日

安達太良白峰杯【1日目】



6年生にとって最後の大会となる、安達太良白峰杯が2日間の日程で開催されます。
1日目の予選リーグは、3チームのリーグ戦と順位決定戦となります。



【1試合目】vs FCブリーオ須賀川
ブリーオは初戦に勝利しての2試合目となります。
立ち上がりから柴宮が攻勢に出て、相手エンドで試合を進め、シュートチャンスも迎えるが先制点を奪うまでには至らない。





ブリーオも少しずつペースを握り始め、一進一退の攻防が続く。
何度か相手ゴール前まで迫るものの、決めきることができずに、スコアレスで前半を終了。

後半は風上に立ち、柴宮が優位にゲームを進める。
右サイドから攻め込む展開がつづづく中、ペナルティエリア内で中央へ折り返したボールを、逆サイドから詰めて先制点を奪う。



1-0とリードしてからも勢いを弱めることなく攻め込むと、再び右サイドから崩し、逆サイドへ流れたボールを再度中へ折り返したところを粘り強く押し込んでリードを2点に広げる。



このまま無失点で終わりたいところだが、終盤に相手にFKを与えてしまう。
直接ゴールを狙った相手FKはGKが辛うじて弾くが、そのこぼれ球から相手に押し込まれリードは1点。
しかし、このまま残り時間を逃げ切り、2-1で勝利。




【2試合目】vsブリジャンFC
引き分け以上でグループ1位が決まる試合。
1試合目とは若干メンバー、ポジションを入れ替えてのスタートとなりました。



この試合、立ち上がりから主導権を握るものの、パスの微妙なずれや小さいミスなどからなかなか効果的な攻撃をすることができない。
それでも、徐々にゴール前に迫るが、決定的チャンスもものにすることができない。



逆にやや押し込まれる時間帯もあり、相手にシュートを打たれる場面も迎えるが、前半は0-0で折り返す。





後半、メンバー、ポジションに修正を加えてのスタート。
何度か決定機を迎えるが、決めきれない展開が続く。





それでも、5分過ぎにCKのチャンスを迎えると、ゴール前の混戦からのこぼれ球を落ち着いて決めて1-0とリードを奪う。






その後も押し込む展開を迎えるが、オフサイドやフィニッシュの精度を欠き、追加点は奪えない。
それでも、相手に大きなチャンスを与えることなく、そのままリードを守りきって1‐0の勝利。
この結果2勝0敗となり、1位2位決定戦への進出が決まりました。



【順位決定戦】vs北那須トレセン
相手の北那須トレセンは、リーグ戦2試合で17得点、無失点の結果を残している相手です。



立ち上がり、相手にひるむことなく前線からのプレッシャーで一進一退の攻防が続く。

 

しかし、5分過ぎに風下の自陣でFKを与えてしまうと、これを直接決められてしまい、先制点を許す。
これで勢いに乗った北那須トレセンが優位に試合を進める。




ボールへの出足やプレーに関わる人数も相手が上回り、押し込まれる時間が続く中、前半だけで3点を追加され、0-4となってしまう。



後半は風上となり、長めのボールから相手陣へ押し込む時間もあるが、球際の強さも相手が上回り、北那須ペースで試合が進み、1点を追加されてしまう。



それでも、カウンター気味に何度かチャンスを作り、相手ゴールへ迫る。
しかし、相手守備陣を崩しきることができず、なかなか1点が奪えない。

試合終盤に右サイドから崩されると、中央で1対2の状態を作られて6点目を入れられてしまい、そのままタイムアップ。

トレセンということで、個々も全体のレベルも上回る相手だったため、スコア的には残念な結果でしたが、ベンチメンバーも含め、学ぶべきことがたくさんあった試合だったと思います。




1日目の3試合の結果、グループ2位となり、2日目は他グループの2位と戦うこととなりました。

明日はいよいよ6年生のラストマッチとなります。最後まで悔いの残らない戦いをしてもらいたいと思います。


早朝から準備、運営にご協力いただきました保護者の皆様、ありがとうございました。
2日目も同様にお世話になります。サポート、応援よろしくお願いいたします。