2016年7月31日日曜日

北那須チャレンジカップ

7月30日、31日の2日間、栃木県で開催された北那須チャレンジカップへ参加しました。

【1日目】
まずは3チームグループでのリーグ戦。
2位以内で隣のグループとの順位決定戦へと進みます。

梅雨もすっかり明けて、太陽が燦々と降り注ぐ猛暑の中での大会となりました。



■1試合目 vs 三島FC
やや相手に押され気味の試合となり、柴宮はカウンターからチャンスをうかがう展開。
互いに決定機までは至らず前半はスコアレスで終了。



後半も一進一退のゲームが続く中、柴宮のゴールキックを相手に先に取られてしまい、そこから柴宮の左サイドを抉られる。
中央に供給されたクロスをサイドボレーで合わされて、先制点を許してしまう。



その後、反撃を試みるも1点を返すことができず0-1で終了。
初戦を落としてしまいました。

■2試合目 vs AC ESPACIO
この時点で三島FCが2連勝となり、グループ内での2位の座をかけての対戦となりました。



試合序盤に、メンバーとポジションを入れ替え。
前半はなかなか相手陣深くまで攻め込む機会はなかなか作れないが、一方で相手の攻撃もしっかりブロックし0-0で折り返し。



後半立ち上がり、右サイド深くまで侵入し、真ん中に折り返すが決めきることができない。

再び右サイドを抉り、今度はキーパーのニアサイドを抜くシュートを放つが、ポストに嫌われ1点が遠い。



その後はCKのチャンスを何度か得るものの決めきれず、終盤のミドルシュートもGKに阻まれてしまい、0-0のままタイムアップ。

この結果、1分1敗となりましたが、得失点差で3チーム中2位となり、隣のグループ2位との3-4位決定戦を戦うこととなりました。

■3-4位決定戦 vs 昭和・戸祭SC
この試合の結果によって、2日目の参加パートが決まります。
立ち上がりから、ゴールキックやGKからのパントを相手に先に触れてしまい、なかなかリズムが作れない。
そんな中、柴宮GKからのパントを相手陣からヘッドで跳ね返されると、そのボールがDFラインを越え、いち早く寄せた相手の俊足FWに奪われると、GKとの1対1を決められ先制されてしまう。



前半はそのまま折り返すが、後半になっても局面での反応は相手に出遅れてしまう。
柴宮エンド深い位置でのスローインから、中へ中へと侵入を許してしまい、そのままゴール正面からシュートを放たれ2点差とされてしまう。

失点直後のキックオフ。
右に展開し、右サイド深い位置のスペースへ蹴りだすと、そこからダイレクトでクロス。
FWがGKの前に飛び出し、ワンタッチで流し込んでゴール。
本日3試合目での初得点で1点差に迫る。

ラスト5分で迎えた相手CK。この場面でもボールへの執着が相手に劣ってしまう。
中央で柴宮1枚、相手2枚の状況を作られ、手前でDFがつぶされ、残ったフリーの選手にゴールを許す。
これで1-3となり、そのまま試合終了。




初日は7チームのブロック中4位となり、2日目は他ブロック4位チームとの対戦になります。



【2日目】
4位パート8チームが2グループに分かれての対戦。
4位中1位のみがパートの決勝へと進む戦いとなります。

■1試合目 vs 芝樋ノ爪蹴球団
しっかり勝って、チームに勢いをもたらしたい試合。
スタメンを若干変更してのスタート。
相手陣内へ攻め込む時間を多く作り出すが、なかなか決定的なチャンスを作るまでには至らない。



後半、FWが相手DFと競り合いながら右サイドへ流すと、相手GKが飛び出してきたところ一足先に触り、GKの脇を抜き先制に成功。
終了間際には、GKからの長めのパントをFWが相手DF裏で受け、そのままシュートを放ち2点目を加える。
直後にタイムアップのホイッスルが鳴り、2-0で2日目は白星スタート。

■2試合目 vs 富士見SSS
互いに初戦を勝利で終えた同士の対決。
この試合を制した方が、1位突破に大きく近づきます。

立ち上がり、右サイドの突破から中へクロスを送るも、もたついてシュートを打ちきれず、先制のチャンスを生かせない。
その後は一進一退の展開となり、0-0のまま前半を終了。



後半、やや押しながらの試合展開が続くと、待望の先制点は柴宮へ。
左サイドの攻防から、中央へこぼれたボール。ダイレクトでミドルを放つと、鋭いシュートがそのまま相手ゴールへと突き刺さる。



しかし、リードもつかの間。直後のキックオフ。
センターサークルからの相手シュートをGKがファンブルし、そのままゴールイン。
凡ミスで試合を振り出しに戻されてしまう。

残り時間も少なくなる中で右サイドを突破し、GKもかわしてゴールへ流し込んだところを相手が必死にクリア。
ゴールラインを越えてからのクリアに再びリードと思われたが、まさかのノーゴールの判定。
選手の必死の抗議も実らない。

終盤、柴宮エンドでファウルを取られると、そのFKをマークが甘くなった逆サイドで合わされてしまい逆転を許す。
1点を追い、アディショナルタイムも必死に反撃を試みるも、同点にすることはできず、1-2での敗戦となってしまう。



■3試合目 vs 富田西
この時点で1位突破の望みがない中で迎えた最終戦。
同じ郡山の富田西との対戦となりました。
ここまで出番の少なかったサブメンバーをスタメン起用し、他のメンバーも別ポジションでのスタート。







前半、何度か相手エンドへ攻め込むものの、前線での迫力を欠き、なかなか決定機を作ることができない。
相手CKから危ない場面を迎えるが、中でしっかり跳ね返して先制を許さない。
そのまま前半は0-0の同点で終了。



後半、再びメンバーを入れ替えてのスタート。
レギュラーメンバーが増えたが、いつもと違うポジションのため、なかなかスムーズな攻撃とはいかない。



それでも、左サイドで基点を作ると、FWが中へ切り込んでミドルシュートを決め、1-0とリードに成功。



相手も同点にしようと反撃に出るが、DF陣もしっかりと守り切って最終戦を勝利で締めくくる。



結果は2日間でトータル6試合。2勝1分け3敗。得点5、失点6という結果になりました。
決めるべきところを決め、防げるべきところを防いでいれば、結果はもっと良いものになっていたと思います。
それを感じるべき場面は、この大会が初めてではないはずなので、1点の重みや局面での戦いの重要性を改めて深く見つめ直して結果へとつなげていってほしいと思います。



高学年の保護者の方を中心に、2日間にわたる遠方への遠征対応、応援ありがとうございました。
また来週も県外遠征となりますが、よろしくお願いいたします。

2016年7月25日月曜日

復興祈念杯【2日目】

前日よりも暑さを感じる中で迎えた大会2日目。
1回戦、2回戦を勝ちあがっての準決勝を迎えます。

【準決勝】 vs開成SSS
郡山同士の対戦となった準決勝。
前回のリーグ戦の借りを返して決勝へと駒を進めたい一戦。
選手たちも気合の入った表情でこの対戦に挑みます。



その気合が勝り、前半早々に先制に成功。
中盤からトップにボールが渡ると、左サイドから1枚裏に抜けたところへスルーパス。
これを冷静に決めて1-0とリードを奪う。



これで勢いに乗り、今度は左サイドからトップへボールを預けると、相手DFも寄せてくるが、このボールを右へ流してフィニッシュ。早くも2-0と点差を広げる。



開成も1点を返そうと、ミドルレンジからシュートを放ってくるが、守備陣の集中力も高く、ゴールは許さない。



すると、守備陣の奮闘に攻撃陣が応える。
柴宮エンドから縦に出た長いボール。相手DFとの競り合いを制したFWがGKとの1対1を決めてリードを3点に広げる。

このまま0点に抑えたいところだが、開成も反撃を開始。
柴宮の右サイドへ出されたボールをFWがキープすると、切り返しでDFをかわして放ったシュートを左隅へ決められ1点を返されてしまう。

前半はこのまま3-1で終了。






後半は立ち上がりから開成ペース。
押し込まれて柴宮エンドでの展開が続く中、相手のシュートがDFに当たったところを押し込まれるが、これはオフサイドの判定で事なきを得る。

押し込まれる展開が続く中、中盤から前線へつなぐと、これを左サイドでしっかりキープ。
その間に逆サイドから押し上げ、中へのクロスをきっちり決めて待望の追加点。



試合終盤、PKを与えてしまうが、相手の放ったシュートはゴールバー直撃となり、またもピンチを免れる。

そのまま4-1で試合終了のホイッスルが鳴り、見事決勝進出を決めた!!




【決勝】 vs植田SSS
いよいよ迎えた決勝戦。いわきの植田SSSとの対戦となりました。



念願のタイトル獲得へ向けていよいよキックオフ。
準決勝で戦った開成の選手たちも声援を送ってくれました。





立ち上がり、やや慎重に入る感じとなり、ややプレーに積極性を欠く。
お互いに決定的なチャンスを迎えるまでは至らない時間が続く。
徐々に植田が押し込む展開となるが、GKのセーブもあり0-0のまま前半の中盤を迎える。



やや荒れ気味のピッチにDFがボール処理を誤ると、それを相手FWに奪われてシュートを放たれる。
一度はGKが弾いて防ぐが、そのこぼれ球は再び相手FW渡ってしまい、再度放たれたシュートで先制を許してしまう。

できれば同点、悪くとも1点差のまま前半を終えたい展開となるが、次の1点も植田へ。
右サイドのCKに対し、跳ね返したい気持ちが強すぎたのか、ニアサイドに寄りすぎてしまい、手薄になったファーサイドまで蹴られると、これをボレーで決められ0-2の苦しい展開となり前半を終了。




後半、まずは1点を返そうと必死にプレーするが、なかなか決定機を迎えるまでには至らない。
3点目を許すまいと、GK、DFも必死の守りで味方の反撃を待つ。



相手の直接フリーキックがゴールマウスを捕らえるも、GKが必死にはじき出す。



しかし、直後のCKが柴宮の選手の体に当たってのOGとなり0-3とされてしまう。



それでも最後まで諦めない気持ちから徐々にチャンスを作り出すと、ゴール前の混戦から押し込んで1点を返す。



この1点でペースを握ると、試合終盤に右サイドから早いクロスを供給し、これに合わせた強烈なダイレクトボレーを放つもキーパーの正面を突いてしまう。

その後も反撃を繰り返すが、無情のホイッスルが鳴り、1-3で試合終了。



優勝まではあと一歩届きませんでしたが、必死に戦う姿勢を見せてくれての準優勝は胸を張っても良い結果だと思います。



次週からは県外遠征での武者修行が続きます。
この大会で得た自信と、まだまだ残る課題を胸に県外勢との戦いに挑んでもらいたいと思います。



2016年7月23日土曜日

復興祈念杯【1日目】

今日から2日間は、会津の大川緑地で開催される復興祈念杯へ出場です。
県内各地から16チームが参加してのトーナメント戦です。

【1回戦】 vs城西SSS
今大会初戦の相手は、地元会津の城西SSS。



お互いにやや硬さが見られる試合の立ち上がり。
少しづつペースを握り、右サイドの突破からチャンスを作るも決めきれず。




その後も押し気味に進めるが、得点を奪うことはできず、スコアレスで前半を折り返す。


勝利のためには先制点が欲しいところ。
その先制点は後半の早い時間に柴宮へ。
右サイドの突破から仕掛け、相手GKのニアサイドを破る強烈なシュートを突き刺し、1-0とリード。



先制点によって全体の士気も上がり、今度は中央からFWがきっちりと仕留めて追加点を上げる。



その後、相手の反撃に遭い終盤に1点を返されるが、そのまま逃げ切り2-1で勝利。





大事な初戦、完封での勝利とはなりませんでしたが、1回戦を突破!



【2回戦】 すずかけSSS
2回戦の相手はいわきのすずかけSSS。
全員が6年生で、体格では柴宮を上回る相手です。



前半開始直後は相手のパワーに押され気味の展開。
CKやロングスローでゴール前を脅かされるも、全員が集中してしっかりと跳ね返す。



相手の攻撃をしっかりと耐えながら、徐々に柴宮もチャンスを作り出す。
すると、右サイドを突破してエリア内まで侵入、中に折り返したボールを逆サイドで仕留めて先制点を奪取。



1点を返して同点にしようと、相手もロング、ミドルレンジからのシュートを放ってくるが、守備陣も集中し0点に抑える。



前半終了間際、今度は左サイドの攻防からゴール前にクロスを供給すると、ニアにFWが飛び込み、こぼれたところを右サイドから飛び込んで、しっかりと押し込み2-0とリードを広げたところで前半終了。



2点差で折り返して、後半に逆転された2週間前のゲームを教訓に、後半も集中して入りたいところ。
後半キックオフ直後に、枠を捉えた相手のロングシュートをGKがはじきCKとなる。
このCKをクリアしきれずシュートを放たれるが、ゴールポストに救われる。



その後も度々相手のシュートチャンスを、チーム全体が体を張った守備で跳ね返す。



守備陣の踏ん張りに、攻撃陣も追加点で応える。
FWが中央から抜け出し、GKとの勝負も落ち着いて決めて3-0とする。



守備陣も最後まで集中力を高く保ち、ピンチの場面もあったが、最後までゴールは割らせず、3-0の完封勝利で準決勝進出を決めた。






1回戦、2回戦と徐々にチームの一体感が感じられるようになった初日の戦いでした。
明日の準決勝の相手は、リーグ戦で苦杯を喫した開成との対戦となります。

明日もチーム全体が一丸となり、一人ひとりが自分のやるべきことをやると同時に、頂点を目指して戦ってほしいと思います。